「優しい気持ち」発信 トラックに子どもの絵

LINEで送る
Pocket

子どもの絵に彩られたトラックと諏訪地区輸送協議会の小池大洋会長=諏訪市豊田のスワリクで

公益財団法人長野県トラック協会に所属する諏訪地域の運送業者46社でつくる「諏訪地区輸送協議会」(小池大洋会長)が、諏訪地域の小学生から交通安全の絵を募集する。子どもたちの絵に彩られたトラックを地域に走らせ、交通事故防止につなげる初めての試み。小池会長は「地域の皆さんと協力して子どもたちの大切な命を守っていきたい」と話している。募集期間は11月30日まで。

千葉県八街市で小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故を重く受け止め、業界団体としての交通安全運動を検討していた。新型コロナウイルスの影響で10月9日の「トラックの日」に合わせて開くイベントが2年連続で中止になったため、地域社会に貢献する取り組みとして子どもの絵画募集を企画した。

子どもが描いた絵で装飾したトラックを走らせ、交通事故を防ぐ全国運動「こどもミュージアムプロジェクト」と連携し、子どもたちと協力してトラックから「優しい気持ち」を発信して、交通事故の防止につなげていく。

対象は諏訪地域の小学1~6年生。絵の大きさ、画材は自由で、「交通安全」を題材にした絵を描いてもらう。裏面に学校名と住所、氏名を記入する。各小学校を通じて募集するほか、平日午前9時~午後5時に同協議会事務局(諏訪市中洲5346の10)でも受け付ける。

年内に審査を行い、車体に印刷する優秀作品を選考する。来春以降、掲載を希望する会員企業の車両導入に合わせ、子どもの絵を車体にプリントするほか、同協議会や会員事業所にも展示する。参加賞(交通安全啓発グッズ)や優秀作品賞(図書カード)のプレゼントも計画している。

小池会長は「八街市のような悲惨な事故は絶対に起こしてはいけない。子どもを守るのは社会の義務。トラックをなりわいとする私たちも地域と協力して子どもを守っていきたい。(絵画募集で)そう思う人が一人でも増えてくれたらうれしい」と話している。問い合わせは、平日に同協議会(電話0266・52・0115)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP