翠川昭久と11人の彫刻家展 岡谷美術考古館

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岡谷美術考古館で開かれる特別企画展「翠川昭久と11人の彫刻家」

岡谷美術考古館は27日から、特別企画展「翠川昭久と11人の彫刻家」を開く。下諏訪町出身の彫刻家翠川昭久(1928~2016年)の作品28点と、翠川に指導を受けた諏訪、上伊那地方の作家11人の作品22点を展示している。11月14日まで。

翠川は茅野市出身の彫刻家矢崎虎夫(1904~88年)に師事し、教職の傍ら創作活動を続けた。県展では受賞を重ね、2000年からは審査員を歴任。同市美術会や諏訪美術会などの講習会で講師として後進を育成し、地元の芸術文化の発展に寄与した。1994年から3年間は同館の館長も務めた。

会場では翠川の石膏や粘土の像、レリーフなどの作品が制作年順に並ぶ。晩年も意欲的に創作を続けた翠川の遺作となった創作途中の粘土像も展示している。また、翠川の指導を受けた、辰野町の赤羽晃一さんや同市の小宮山史仁さんら、現役作家11人の作品も展示。それぞれ作品とともに翠川とのエピソードがつづられており、指導者としての人柄を知ることができる。

企画展は翠川の没後5年記念。同館によると、多くの作品は遺族が所有するもので、生前に個展を開くことがなかった翠川の作品が一堂に展示されるのは初めてという。学芸員の宇治美弥子さんは「翠川さんは写実的な作品から抽象的な作品まで作風の幅が広いのが特徴。それぞれの作品の違いを楽しんでほしい」と話している。

開館時間は午前10時~午後6時。毎週水曜日と祝日の翌日は休館。一般520円、小中学生260円。諏訪6市町村に在住、在学の小中学生と、同市内に在住、在学の高校生は無料。問い合わせは同館(電話0266・22・5854)へ。

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