若手アーティスト7人展 信州高遠美術館

LINEで送る
Pocket

伊那谷の民話を描いた作品と大宮のぞみさん

伊那市高遠町の信州高遠美術館で、県内外の若手アーティスト7人の作品展「山と谷のアトリエ」(長野日報社など後援)が開かれている。ジャンルの枠を超え、作家同士や地域とのコラボレーションを織り交ぜて表現。あふれる感性を生かした平面作品やインスタレーション(空間芸術)で全館を彩っている。11月28日まで。

同館が2015年から若手作家の育成、支援事業として開く企画展。今展は美術家、染色作家、建築家、靴職人らが出品した。

イラストレーターの大宮のぞみさん=駒ケ根市=は、伊那谷の伝承や民話をモチーフにした絵画8点を展示。高遠藩に追放された大年寄を描く「絵島生島事件」や、同市の光前寺に伝わる「霊犬早太郎伝説」などがある。ほこらに見立てた木箱に入れて飾り、物語にゆかりのある土地の石を建築家の大橋史人さん=静岡県=が敷いた。

大宮さんは「文献を調べるなどして再発見も多かった。作品を通して、地元の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話した。

展示会に合わせて、地域とコラボレーションした2種類の小冊子を作成。出展作家に関する「山」、伊那市内の8店舗を紹介する「谷」があり、冊子を交換してそれぞれ販売。同館によると、そろえることで「山と谷がつながり完成する」という。

入館料は一般500円、高校生以下無料。午前9時~午後5時。火曜日(11月23日は除く)と11月4、24日は休館。問い合わせは同館(電話0265・94・3666)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP