山陰の特産品「赤てん」提供 テンホウ

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「赤てん」をトッピングしたラーメンと大石社長。島根と諏訪のソウルフードが一度に楽しめる

8日公開の長編アニメ映画「神在月のこども」に登場する諏訪と出雲の交流を民間から盛り上げていこうと、県内でラーメン店を展開するテンホウ・フーズ(本社諏訪市)が1日から、江木蒲鉾店(島根県浜田市)と連携して山陰の特産品「赤てん」の提供を始める。ラーメンにトッピングするなどして、諏訪と島根の”ソウルフード”を楽しんでもらう。

テンホウの大石壮太郎社長(49)が発案した。大石社長は、神話から諏訪を見つめ直すグループ「諏訪龍神プロジェクト」の代表で、昨夏には絵本「諏訪の龍神さま」も出版している。諏訪圏フィルムコミッションで映画の存在を知り、諏訪の龍神が登場する物語に感動し、盛り上げ役の「縁バサダー」に就任。さらに諏訪信用金庫を通じて、江木蒲鉾店に企業連携を申し入れたという。

「赤てん」はスケソウダラの身と赤唐辛子を練り合わせ、パン粉で包んだ赤色のさつま揚げ。テンホウでは煮物への活用も検討したが、まずは「赤てん」の存在を広く知ってもらおうと、ラーメンに追加する具材として素揚げを提供することにした。

映画は走ることが好きな12歳の少女が主人公だ。亡き母との再会を願い、諏訪明神の化身である龍神から与えられる試練を乗り越えながら、東京から出雲まで走り抜ける成長物語。八百よろずの神が集まる出雲と同様に諏訪も「神在月」とされる縁で、諏訪湖や諏訪大社、御神渡りなどが登場する。

大石社長は、古事記の舞台となった諏訪市と島根県出雲市、新潟県糸魚川市が「神話の縁結び かみがたりネットワーク」として連携していることに触れ、「映画を通じて聖地巡礼やアニメツーリズムにつながれば。島根と諏訪の企業連携をさらに進め、民間から地域間の交流と発展につなげたい」と話している。

「赤てん」は1人前300円。テンホウの全32店舗で扱う。

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