諏訪神社の縁つなぐ 茅野市小泉の御柱祭で飛ばした風船

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プレゼントのノートを手に喜ぶ子ども木やり隊。最前列は返信を手にする美里ちゃん(左)と凱声君

プレゼントのノートを手に喜ぶ子ども木やり隊。最前列は返信を手にする美里ちゃん(左)と凱声君

風船がつないだ諏訪神社の縁―。茅野市小泉区の小泉諏訪神社御柱祭で、子ども木やり隊が10日に飛ばしたメッセージ付きの風船が約80キロ離れた群馬県内で見つかり、その返事が16日に子どもたちへのプレゼントと共に同区公民館宛てに届いた。区関係者も思わぬ返信に驚き、「お諏訪さまがつないでくれた」と、新たな縁を喜んでいる。

小泉諏訪神社御柱祭は10、11日にあった。祭りの初日、曳行開始に合わせて風船200個を飛ばした。子ども木やり隊29人は1人1個ずつメッセージを付けて、青空に上がっていくたくさんの風船を見送った。

週明けの12日朝、遠く離れた群馬県藤岡市のヨシモトポール群馬工場の敷地内で糸のからまった六つの風船が落ちているのを社員が見つけた。「みのり」「凱声」の名前でメッセージが書いてあり、地元の御柱祭で飛ばしたことなどが書いてあった。

同社総務担当者によると、藤岡市には500年近い歴史がある藤岡諏訪神社が建ち、同社内も神棚に祭っているという。また同社の会長は諏訪の隣の佐久地方の出身だとも。「風船のメッセージに『祝御柱祭』とあったのでネットで検索して調べてみました。いろいろな縁を感じて、子どもたちの気持ちに応えたいと社内で話し合いました」

そこでノート50冊をプレゼント用に購入。「ぜひ、子どもたちに届けて」と手紙を添え、藤岡諏訪神社の紹介資料などと合わせて区公民館へ送った。

木やり隊には20日夜、隊員が同区公民館に集まったところで一人ひとりに配られた。

メッセージを書いた玉川小学校2年の吉澤美里ちゃん(7)は「なんだかうれしい」と、同小5年の福田凱声君(10)は「風船が群馬まで飛んでいってびっくりした」と話し、プレゼントのノートをうれしそうに手にしていた。

木やり隊を指導している茅野市笹原の両角幸彦さん(49)は「ありがたいご神徳だと思います。子どもたちも熱心に木やりに取り組んでいたので、そのご褒美ですね」と話した。同区ではノートのお返しに、小泉諏訪神社一之柱の材で作った置物や御柱祭DVDなどを同社へ送る予定だ。

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