2021年10月2日付

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家庭や職場、学校などあらゆる場面でいつもと変わらない生活が送れるありがたさ。大雨による災害が相次ぎ、新型コロナウイルスが収束しない今年は、日常生活が大切であることを身に染みて感じることが多い▼9月上旬に土石流災害が発生した茅野市高部区などでは連日復旧作業が続いている。大量の土砂や石などが流れ込んだ住宅などでは市民ボランティアの作業が行われた。一人ひとりの献身的な協力が復旧への力になる▼大きな被害を受けた家庭では、疲れもあってなかなか気持ちが休まらないかもしれない。この先の生活再建をどうするかといったこともある。復旧作業が少しずつ進んでいるとはいえ、次の雨がどのくらい降るのか常に天気予報が心配になる▼そして新型コロナウイルス。19都府県に発令されていた緊急事態宣言や8県に適用されていたまん延防止等重点措置が全面解除された。休業や営業時間短縮をしていた飲食店などには待ちに待った解除になる。ただ、やはり油断は禁物。リバウンドしないよう気を付けたい▼高部での災害ボランティア活動の取材で、参加した中学生の母親が「これまで過ごしてきた安心安全が当たり前ではないことを感じてほしい」と話していた。この言葉は新型コロナにも当てはまるかもしれない。被災地にもコロナの影響が出ているあらゆるところにも「当たり前の日常」が早く訪れてほしい。

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