伊那市と会津若松市 親善交流20年の調印式

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親善交流書を取り交わし、テレビ画面越しに握手を交わす白鳥孝伊那市長(左)と室井照平会津若松市長

伊那市と福島県会津若松市は5日、親善交流締結20周年記念親善交流書の調印式をオンラインで開いた。両市長が親善交流書を取り交わし、記念品を交換した。旧高遠町時代から続く交流で、20周年を機に改めて絆を強め、友好関係を深め、両市の発展と繁栄を目指すことを確認した。

両市の交流は、江戸時代に高遠藩主だった保科正之公が会津松平家初代藩主となったことが縁で旧高遠町時代に始まり、2000年9月に親善交流を締結。市町村合併後は伊那市が引き継いだ。昨年、20周年を迎えたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、今年度に延期していた。

親善交流書では「今、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の世界的な苦難の中にある」とした上で、「保科正之公が、優れた決断力と手腕を発揮し数々の困難を乗り越えたように、その足跡、功績を学び、手本として、今後も互いに手を携え、知恵を共有し、この苦難を乗り越えるべくまちづくりに取り組んでいく」と宣言した。

調印式では、白鳥孝伊那市長と室井照平会津若松市長があらかじめ署名して送り合った親善交流書に署名して完成させた。また、記念品として会津若松市は両市の市の花であるタチアオイと桜を描いた伝統工芸の会津漆器の杯、伊那市は山岳写真家津野祐次さんが撮影した南アルプス駒ケ岳の写真パネルを贈った。

室井市長は「名君の誉れ高い保科正之公の清廉で高潔な人格は高遠で育まれ、会津で花開いた」と述べ、一層の親善交流に期待した。白鳥市長はともに先端技術を活用したまちづくりに取り組んでいることに触れ「手を携えて素晴らしい地方都市を築いていきたい」と呼び掛けた。正之公をテーマにした大河ドラマ化でも協力していくとした。

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