向陽高美術部有志 パブリックアートが完成

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個人住宅建設現場に設置され下諏訪向陽高美術部有志が制作した2枚一対のパネル絵=下諏訪町東鷹野町

下諏訪町の下諏訪向陽高校美術部有志5人が制作した「パブリックアート」(パネル絵)が完成し、5日に同町東鷹野町の個人住宅建設現場に設置された。新型コロナ感染拡大による部活休止などもあったが、約2カ月かけた生徒の苦労の結晶が2枚の絵として完成。夢を与えるカラフルな作品が建設現場を彩った。

パブリックアートはSyu設計室(河西正輝代表、岡谷市中央町)とマルキュー(小口順也社長、同町東鷹野町)が企画。無機質で殺風景な建設現場をアートで彩るとともに、コロナ禍で活動が制限されている向陽高美術部の活動機会、発表の場になればと計画したという。

美術部には7月上旬に依頼。同部は部員のアイデアを集めて2週間かけテーマや原案を作成。夏休みに入ってから制作を開始したが、新型コロナの感染拡大で約1カ月間部活動が休止となり、当初予定より完成が遅れたという。

パネル絵のテーマは「夢の中の遊園地」。縦横1.6メートルの板材2枚にアクリル絵の具で頭の中にイメージする夢の遊園地の世界観を表現。2枚で一対の作品で、メリーゴーラウンドや城、月などメルヘンチックな世界が描かれた。

設置場所はSyu設計室が設計を手掛ける、マルキューの小口社長の自宅新築現場。制作には河西画廊、設置には宮沢工務店と関森電設が協力。夜間でも見てもらえるよう照明も設置した。

同部の部長(16)は「大きな絵を描くのが初めてなので、よい経験になった。すごく満足いく絵ができて、自分の子どものように思える」と話した。

小口社長(38)は「とても元気が出るかわいらしい絵が飾られてうれしく思う」、河西代表(41)は「何より制作を通して生徒が楽しそうにしていたのがとてもうれしい」と話していた。

パネル絵は、建築現場の足場が外される10月末ごろまで設置。その後は生徒と相談し、親子が集うような場所への展示も考えるという。

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