記録的暖冬、戦後2番目 諏訪の12~2月平均気温1.5度

LINEで送る
Pocket

今冬(12~2月)の諏訪の平均気温は1.5度と平年を1.6度上回り、統計を取り始めた1945年以降で2番目の高さとなったことが、長野地方気象台のまとめで1日分かった。エルニーニョ現象の影響で偏西風が日本の東で北に蛇行し、南から暖かく湿った空気が入りやすくなったのが主因。飯田や松本など他の主要地点も観測史上、上位の高温となり、気象台は「記録的暖冬だったと言える」としている。

諏訪の平均気温は、12月が観測史上最高の3.9度となり、年明け後の「ぽかぽか陽気」が押し上げる形で1月も平年を上回ったことが分かっている。気象台によると、2月は平年比1.5度高の0.9度。1月下旬に諏訪湖が全面結氷するほどの低温が続いたものの「寒気の南下は一時的」で、2月中旬以降は再び高温傾向になった。

低気圧や前線の影響は受けやすく、3カ月間の降水量は平年比160%の208ミリに達した。ただ、茅野市~富士見町の国道20号で早期通行止めの措置が取られた1月18日を除いて大雪はなく、降雪量の合計は26センチと平年の3割にも満たず「多雨・少雪」の冬となった。

2月の記録では、14日に観測した日最高気温17.5度が過去2番目の高さ、同じ日の日降水量46ミリが同3番目の多さに。原村の2月平均気温は平年を1.7度上回る氷点下0.9度で、諏訪と同じく高温傾向となった。

気象台によると、エルニーニョ現象は次第に弱まりながらも、5月ごろまでは持続する見込み。暖気や低気圧、前線の影響を受けやすい状態が続くとみており、春の気温も平年より高めになると予想している。

おすすめ情報

PAGE TOP