赤穂高生プロデュース 「密」避け野外結婚式

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バージンロードを歩く宮本さん夫妻を拍手で祝福する赤穂高校の生徒たち=10日、飯島町千人塚公園

赤穂高校(駒ケ根市)商業科3年生がプロデュースした結婚式が10日、飯島町七久保の千人塚公園で開かれた。コロナ禍に対応する野外の「ピクニックウエディング」として企画し、公募に応じた上田市の宮本武士さん(56)、友里恵さん(31)夫妻が挙式。生徒たちが心を込めた演出で二人の門出を祝った。

市内の婚礼事業者が加盟する「駒ケ根高原幸せの森ブライダル協会」が協力する課題授業で3年目。今年度は選択課題授業でブライダル業界について学ぶ15人が「3密」を避ける野外での挙式を企画し、湖畔のキャンプ場がある同公園に着目した。

9月に宮本さん夫妻と直接会い、それ以降もオンラインで毎週のように打ち合わせ。「ゲストをもてなす料理には地元の食材を」という夫妻の希望に応じて、生徒自ら学校周辺の生産者を訪ね、厳選した伊那谷の食材でパーティーメニューを立案した。

初対面の夫妻両家が仲良くなれる式にしたいという思いから、食後にはミニ運動会を企画。式の最後は夫妻が参列者17人全員にメッセージを送り、生徒が新郎新婦にはなむけの手紙も読み上げた。
 
「特別な日になった」と友里恵さんは感激の表情。武士さんも「本当に楽しく式を挙げることができた。高校生の皆さんは今後、人の役に立つ社会人になってくれると思う」と喜んだ。
 
同協会のほかに、食材を無償で提供してくれる生産者も出てくるなど、地域の応援を感じながら準備を進めてきた生徒たち。「野外の挙式で苦労する部分もあったが、新郎新婦や参列者の皆さんにとって思い出深い一日にしようと取り組んできた。これからも人のために動けるよう、この経験を生かしたい」と、湖畔で永遠の誓いを交わした夫妻の姿に目を輝かせた。

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