永明小隣接の遺跡 4年生が土器発掘体験

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学校隣接の遺跡で小さなスコップを手に発掘体験をする茅野市永明小学校4年生

茅野市永明小学校4年生は、市教育委員会が発掘調査を行っている学校隣接の「永明中学校校庭遺跡」で発掘体験を始めた。11日は1、2部65人が弥生時代後期(3世紀頃)と平安時代(9世紀頃)の住居跡内で体験。小さなスコップで土を注意深く削り土器を見つけた。18日は3部の31人が体験する。

発掘調査は永明小中学校の建て替え工事に伴い、校舎建設予定地の永明中校庭約5000平方メートルで実施。これまでに7割ほどが終了し、住居跡は23軒(弥生時代18軒、平安時代5軒)確認された。

4年生は校舎の窓から作業員らの発掘作業が見えるため、「ずっと遺跡が気になっていた」という。

弥生時代後期の住居跡では石に混じって土器片がいくつも見つかった。文化財課職員に土器と確認してもらった1部の児童は「土器の破片と分かりうれしかった。もっと弥生時代のことが勉強できたら」と笑顔。

赤い色の土器片を発掘した同じクラスの児童は「他の所で体験できる機会があったら、土器の特徴を思い出して同じように見つけたい」と喜んだ。

同課によると、同遺跡は弥生時代後期の諏訪湖東側の拠点で、遺跡周辺では水稲栽培が行われていたとみられるという。住居跡のほか、食料を煮炊きしたかめや翌年用の種もみを保管したとも考えられるつぼの破片も出土している。

永明小児童の発掘体験は初めて。同課の堀川洸太朗さん(26)は「(児童たちが)昔の人の生活や昔の地形など、地域の歴史、自然に興味を持ってもらえれば」と話した。

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