御柱祭いよいよ来春 富士見地区で練習木伐採

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練習木の伐採でカラマツに斧やのこぎりを入れる富士見地区の斧方=富士見町御射山神戸

来春に迫った諏訪大社御柱祭に向け、上社の御柱を曳行する富士見地区は10日、富士見町御射山神戸の区有林で練習木に用いるカラマツを伐採した。上社御柱用材の伐採を担う斧方の技術向上と継承を兼ねて行い、目通り周囲1・9メートルの素性のいいカラマツの巨木を切り倒した。

富士見地区の諏訪大社大総代、小林春人さん=御射山神戸=によると、新型コロナの感染状況が比較的落ち着いたことから、通常の年より前倒しして練習木の伐採を計画した。切り出したカラマツは八幡社まで運搬。年明けの木造りを経て曳行の練習を始めるという。

伐採に先立ち、足場を組み立てて一部の枝を払い落としたほか、伐倒方向にあるアカマツの保護や周辺の下草刈りをした。地域の女性2人が安全祈願の木やりを響かせて作業を開始。5人が代わる代わる斧を入れ、倒す方向に受け口を作った。水平を確かめながら慎重に作業。本番さながらの緊張感に包まれた。

今回から同地区の斧方に加わった小林等さん(53)=御射山神戸=は「しきたりから一つ一つの作業まで、先輩からしっかりと学びたい」と話した。富士見地区は、茅野市の金沢地区と上社の御柱を曳行する。

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