人形作家・長田さん 須坂ドールフェスタ出品

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創作人形作家の長田慧子さんと、衣装の細かな模様まですべて手描きで仕上げた「望郷の月」。須坂市の世界の民俗人形博物館で開催中の公募展「須坂ドールフェスタ」に出品中

創作人形作家・長田慧子さん=茅野市中大塩=は、最新作「望郷の月」を須坂市の世界の民俗人形博物館で開催中の公募展「須坂ドールフェスタ」に出品している。”自分アート”と呼ぶ新ジャンルの絵画に取り入れる技法を用い、衣装の細かな模様まですべて手描きで仕上げた最初の作品。「手間はかかったが納得のいく作品」と手応えを感じている。

作品は立ち姿のポーズ人形で高さ約70センチ。布張りの清楚な顔立ちの女性がふるさとを思いながら月を見る。衣装は普段は仕立ててから着せるが、今回は無地の麻布をボディーに巻きつけるように着せてから、黒の油性ペンで模様を描き、金や銀色で色付け。一見、古代の文様のようでもあるが、実は日課の散歩で出会ったさまざまな光景がモチーフ。花、木、山、雲、マスク、バス停、工事用スコーン、月、太陽、縄文人、道路のひび│。「絵画は自己流で思うがまま」と語る長田さんだが、独特のタッチでデフォルメされた柄が作品を際立たせる。

夫が知らずに踏んだという毛虫も、かわいい顔で描き込まれている。長田さんは「衣装に描いた世界も楽しんでもらえたら」と話している。

同館によると作品は全国から寄せられ、審査を経たクオリティーの高い約100点を展示。会期は31日まで。入館料大人300円。水曜日休館。問い合わせは同館(電話026・245・2340)へ。

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