アジアへのビジネス展開は DTF国際WS

LINEで送る
Pocket

テクノプラザおかやと国内やアジア各地をオンラインでつないで開いた「DTF国際ワークショップ2021in諏訪」

諏訪地方を中心にした県内外の製造業者などを会員に、机の上に乗るような小さな機械装置の研究開発に取り組むDTF(デスクトップファクトリー)研究会と県テクノ財団などは13日、「DTF国際ワークショップ2021in諏訪」をオンラインで開いた。岡谷市のテクノプラザおかやと国内やアジア各地をつなぎ、東アジア、東南アジアを焦点にしたビジネス展開を探った。

会員企業の関係者ら、会場22人、オンライン45人が参加。講演やパネルディスカッションを行った。

講演では、コロナ禍の中の海外の最新情報を専門家が紹介。日本貿易振興機構(ジェトロ)ジャカルタ事務所付の中沢稔・経済連携促進アドバイザーと八十二銀行上海駐在員事務所の中沢成樹所長がそれぞれ、インドネシアと中国の経済状況や日系企業の動向を説明した。中国、台湾、タイにそれぞれ進出している諏訪地方の会員企業の現地法人3社からは、各国の現況や見通しなどが報告された。

パネルディスカッションでは会員企業4社の経営者らと講演の講師をパネリストに、日本企業の戦略について意見を交わした。

ダイヤ精機製作所(岡谷市)の小口裕司社長は「コロナが明けた段階では世界経済が回ってくる可能性が高い。世界的に魅力ある自社製品の開発に着実に取り組むことが必要」と指摘した。平出精密(同市)の平出正彦社長は「未来のものづくりは明るいが、人はいない。徹底した無人化、省人化が進み、1人の人が持つ役割は多くなるだろう」と語った。野村ユニソン(茅野市)の小泉瑞生取締役は「(人口減少で)働く人に長く働いてもらわないといけない時代になり、世界全体で自動化が進むとみている」と予測。高島産業(同市)工機部の花岡和則部長はDTFが環境に優しい技術とし、「DTFを各企業が使って広がり感をつくっていけば、DTFやいろいろな発展につながる」と述べた。

このほか、この1年間で顕著な活動を行ったとして、会員企業2社を表彰。平出精密と野村ユニソンに「産業デザイン財団賞」を贈った。

おすすめ情報

PAGE TOP