「工業メッセ」で観光需要回復を 諏訪商議所

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企業の魅力を伝える動画撮影で打ち合わせをする関係者=5日、諏訪市のイズミ本社前

諏訪商工会議所は、県内最大級の工業見本市「諏訪圏工業メッセ」に関心を持つビジネス関係者や学生らに向け、メッセを機により深く諏訪の産業を知ってもらう取り組みを観光庁の支援を受けて実施している。コロナ禍で展示場に出展企業と来場者を集める従来型展示会が中止となったため、同事業もオンラインプログラムに切り替えたが、ウェブ訪問者に「プラスα(アルファ)」の価値を提供できるよう準備を進めている。

コロナ禍で出張の機会が減り、諏訪を訪れるビジネス関係者がもたらす宿泊、観光需要が落ち込んだことを受け、工業メッセを需要回復の起爆剤にしようと企画した。観光庁の事業採択を受け、同庁が必要経費を負担して実施している。「ビジネスの種」となりうるツアーを産業観光のコンテンツとして磨き、メッセを見学した来場者がそのまま帰路につくのではなく、「もう1食、もう1泊」を諏訪で消費するよう促すのが狙いだった。従来型の展示会は今年も中止となったため、同事業も予定を大幅に変更し、オンラインプログラムに切り替えた。

プログラムは全4分野で「ビジネスマッチング」、「従業員研修」、「理工系学生向け情報発信」、「諏訪地方の企業経営者、技術責任者へのプレゼン」。参加無料で各プログラムとも参加を受け付ける。

プログラムの作成に向けた準備も進んでおり、今月5日には諏訪市の第一精密工業協同組合の加盟企業で動画撮影が行われた。企業経営者らが自社の強みや今後の展望などを伝え、工場内の先端技術や商品などを紹介していた。

同商議所は「コロナ禍で失われた観光需要の回復に向け、多様な事業者が連携して観光資源を磨き上げていくことが大事になる」と話している。17日までの各プログラムへの参加者を受け付けている。申し込みは「諏訪圏工業メッセαマッチング」のホームページ(https://cci.suwamesse.jp/)へ。

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