2021年10月18日付

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漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」という字になることにちなむそうだ。10月8日は「木材利用促進の日」、10月は「木材利用促進月間」とされている。脱炭素社会の実現に向け、木材利用への関心と理解を深める目的で、6月の改正木材利用促進法の成立を受けて定められた▼合言葉は「ウッド・チェンジ」。身の回りのものを木に変える、木を暮らしに取り入れる、建築物を木造化・木質化するなど、木の利用を通じて持続可能な社会へチェンジする行動を指す。近年は木を使った公共建築物も増えてきた▼伊那市では木を薄く削って作る伝統的な包装材「経木」の普及を進めている。地域産材の新たな活用とともに、世界的な環境問題である脱プラスチックにつながる取り組みとして推進している。無論、コストや利便性ではプラスチック製品にかなわない部分もあろうが、できることから取り組んでいくことが大切だ▼やればできる。そんなことを実感したのはレジ袋有料化に伴うエコバッグの利用である。最初は少し面倒だと思ったが、今ではエコバッグを持ち歩くことがすっかり習慣化した▼プラスチックごみに占めるレジ袋の割合は数%程度と言われる。すぐにプラスチックごみ削減につながるとは言えないかもしれないが、脱プラへ目を向けるきっかけになったことは間違いない。この経験が大きなチェンジにつながっていけばいい。

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