オペラ「御柱」来年11月上演 カノラ

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2022年(令和4年)に諏訪大社式年造営御柱大祭を控える中、1998年から御柱年に上演されてきた市民参加型の創作オペラ「御柱」の再演が決まった。6年に一度の大祭が題材の物語で、公募合唱団などが出演する。主催のカノラホール(岡谷市)は市民の参加機会を増やし「地域文化の発信と継承により深く関わってもらえる取り組みにする」と意気込んでいる。

古代スワ(諏訪)に時代を設定し、スワの覇権をめぐる人間模様を壮大なスケールで描いた創作神話オペラ。一過性の公演で終わらせず、「もうひとつの御柱」(同ホール)として地域ならではの舞台芸術文化が継承されることを目指し、御柱年に再演を重ねてきた。主催は実行委員会と同ホール。

5回目の今回は来年11月27日に上演予定。新型コロナ感染予防に配慮するなどの観点から、公募合唱団と管弦楽を前回より少人数で作る。管弦楽は、前々回から3回連続で音楽監督・指揮を務める山上純司さんが、プロ奏者16人ほどのスペシャルアンサンブルを編成。児童合唱にはカノラ少年少女合唱団の有志が出演する。脚本・作曲は故・中村透さん。

岡谷市制施行80周年記念事業を兼ねて盛大に行った前回より規模は縮小するが、「地域市民が直接主体的に接する機会や範囲を増やしたい」と同ホール。ワークショップなどの一般が参加できる催しの開催を検討しているほか、若い世代の制作参加を促す取り組みも模索する。

同ホールは今月17日に開いた会見でオペラ御柱の制作を発表し、「地域で作り上げたオペラをこれだけ(長く)継承しているのはここだけ。児童合唱で参加していた人がその後、公募合唱に参加している。これこそ文化継承」とコメント。作品づくりの始動に当たり、力を込めた。

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