大御食神社 約1億3000万円で改築へ

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風雨から守るため覆屋の設置を計画している大御食神社の本殿

老朽化に伴い改築を計画している駒ケ根市市場割の大御食神社の社殿改築工事委員会(伊藤智敏委員長)は18日、同神社で会合を開いた。委員や区長総代、責任総代ら約30人が出席し、2028年の神社創建1900年記念事業として取り組む工事の趣意書を確認。事業費は約1億3000万円に上る見通しで、氏子らの寄進で賄う。委員会では事業に関する地元説明を来年3月までに実施し、各氏子には来年度から寄進の協力を呼び掛けていく方針だ。

現存する同神社の本殿は1864(元治元)年造営。立川流の正面の彫刻と繋ぎの竜の彫刻が特徴で、2011年に市有形文化財に指定されている。拝殿は1920(大正9)年に建築されたものだがいずれも老朽化が著しく、総代会では2016年から社殿整備の検討委員会を設け、同神社の創建1900年を見据えた改築を検討してきた。

趣意書などによると、今回の改築では市文化財の本殿を保存するため、風雨を防ぐ覆屋を建物を囲むように設置。拝殿は耐震化した上で現在の座礼式から立礼式に対応できるよう改築し、本殿と拝殿の間にある中庭には幣殿を新たに建設する。

会合では趣意書の内容を確認し、寄進の方法などを協議。市内9区の全氏子を寄進の対象とし、1世帯当たり3万円を目標としている。寄進金が高額なため、集金時期や回数といった納入方法は各地区の判断に委ねることにした。伊藤委員長は「氏子らの心のよりどころとして多くの人が協力し、維持管理してきた神社。次の時代に引き継ぐためにもぜひ協力していただきたい」と話している。

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