諏訪地方連日の雨 稲刈りできず

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諏訪地方では連日の降雨で稲刈りが遅れている。9月に入り、各地で小宮の御柱祭が行われ、「稲刈りは御柱祭が終わってから」と考えていた農家にとってこの長雨は痛手。刈り遅れに伴う「胴割れ」による品質低下も心配され、農家や関係者は気をもんでいる。

諏訪湖周2市1町と茅野市の一部の収穫米を荷受けしているJA信州諏訪すわこ営農センター(諏訪市文出)によると、今年は田植えが5月中旬から下旬に例年通り行われた。高温で推移し生育もよく、同センターでは早めの収穫を呼びかけていた。

荷受けは例年より3、4日早く開始し、初日の9月10日から3日間は量的には昨年並みに「ひとめぼれ」「あきたこまち」を受け入れた。20日までに荷受けした8日間の数量は132件、174トンで昨年同時期の4割程度にとどまっている。例年だと20日前後は最初のピークとなり、1日に90~100トン近くを連日荷受けするが、今年は雨の影響で多い日でも50トンほどと少ない。

現在の田んぼは長雨で水田状態になり、コンバインが埋まってしまう。雨が降っていなくても、作業を断念した農家があるといい、「太陽が出て乾き、機械が田んぼに入れる条件が合わないと、稲刈りは始まらない」と同センターの担当者。風で倒伏した箇所がある田んぼも見られ、「倒れたままにしておくと水を吸ってしまう。今月中の稲刈りは難しいかもしれない。米の出来は当初は良かったが、長雨でどのくらい品質が落ちるか心配」と懸念する。

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