転職・移住者に就職説明 人材確保へ70社

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企業各社の担当者と求職者が個別に話した相談会

諏訪地域の企業約70社が参加して転職・移住者就職説明会が21日、諏訪市文化センターで開かれた。新たな職場を求める人や卒業を控えた学生らが来場し、各企業担当者と個別に話して就職への糸口をつかんだ。

諏訪公共職業安定所と県諏訪地域振興局、六市町村などが年1回開く。「新型コロナウイルスの感染拡大を機に地方移住の魅力が高まっている。地元企業では景気回復の傾向で人手不足が顕在化している。両者のマッチングで人材を諏訪地方に取り込みたい」(諏訪市経済部商工課、高橋直季係長)とする。感染防止のため例年より参加企業数を約2割抑えた。

参加した製造企業からは、新型コロナの感染収束とともに受注が急激に拡大し「とにかく人手がほしい」との声が多く聞かれた。諏訪市内の光学メーカーは「経験者が理想だがまずは人数の確保。とにかく現有ではこなしきれない」と漏らした。介護関連企業の担当者は「年齢も経験も不問で求人の間口を広げているが、そもそも求職者が少ない。働き手そのものが減っていると感じる」と指摘した。

相談者の中には「昨年まで都内の医療機関に勤めていたが、地元の家族に会えない状況が続き、仕事の大変さもあって離職し、帰郷した」という人や、新型コロナの影響で勤めていた会社が倒産し、再就職先を求める人もいた。下諏訪町内の40代男性は「これまで書類選考で断られ続けて途方に暮れていた。まずは職場見学からだが足掛かりができた」とほっとした表情だった。

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