茅野市デマンド交通 本格導入へ4案示す

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茅野市は21日夜に市役所で開いた新地域公共交通検討会議で、利用者の少ないバス路線などの廃止を検討し、その代替として予約に応じて運行する「デマンド交通」を来年7月をめどに本格導入する案を明らかにした。来年度から段階的に導入するとし、その4パターンの案も提示した。市は11月に予定する次回会合で方向性を示す方針。

段階的導入の4パターンはバス路線「岡谷・茅野線」や観光路線、穴山・原村線の存続を前提に、1.利用者が少ない一部路線バスを廃止してデマンド運行する
 2.市街地循環バスを除く路線を廃止してデマンド運行する 3.現行の全路線バスを廃止してデマンド運行する(平日最大8台) 4.現行の全路線バスを路線を廃止してデマンド運行する(平日最大4台=車両は10人乗り)―を提案した。

運行システムは事業者によるプロポーザル(企画提案)方式で決める。11月上旬から募集を始め、12月下旬には委託契約する予定とした。

同日は検討会議メンバーが小グループに分かれて段階的導入の4パターンの長所や短所などについて意見交換した。市地域創生課は「持続可能で利便性の高い地域公共交通を目指したい」とした。11月には路線バス利用者にアンケート調査を実施する計画。

市は同日、将来の交通体系として、市内全域でデマンド交通を導入する方式のほか、駅と生活拠点(ハブ)をバスで結んで拠点からはデマンドで移送する「ハブ&スポーク方式」など4案を示した。

また、「通学・通勤バス」については現在実証運行中のピアみどり線、米沢線、泉野・玉川線に既存の御狩野線、丸山線を加えた5路線を通学・通勤のバス路線と位置付けて来年4月から本格運行する考えを示した。米沢線は現行の朝夕各1便を各2便に増便する案を提示した。

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