衆院選長野5区 前職・新人激しく競り合う

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31日投開票の衆院選で、長野日報社は25日までに、期日前投票の出口調査を実施し、長野5区の情勢を探った。自民党前職の宮下一郎氏(65)と立憲民主党新人の曽我逸郎氏(65)が激しく競り合う展開となっている。両氏ともそれぞれの支持基盤を固め、与野党対決の構図が鮮明になっている。選挙戦終盤に向け、どう支持拡大を図っていくかが焦点となりそうだ。

6選を目指す宮下氏は自民支持層に加え、公明支持層を固めているほか、無党派層の一部からも支持を獲得。年代別では50代以上の中高年層の支持が厚いほか、40代以下の若年層からも一定の支持を集める。年金、医療・福祉、子育てなどの社会保障、新型コロナウイルス対策、経済対策、外交・安全保障への関心の高い層が支持する。

野党統一候補として立候補した曽我氏は立民、共産支持層を固めているほか、無党派層からは宮下氏を上回る支持を受ける。また、前回選で宮下氏や希望の党の中嶋康介氏に投票した人の一部が支持に回った。60代以上の支持が厚く、政策面では社会保障のほか、経済対策、コロナ対策、原発、自然エネルギーを重視する層から支持を得る。

宮下氏の陣営幹部は、与野党一騎打ちの選挙戦に「厳しい戦い」と口をそろえる。一方で、「政権交代が起こった09年の衆院選のときのような大きなうねりは感じない」とも。陣営では今後、飯田市など大票田で重点的に浸透を図るほか、若者の支持拡大に向け高校生の乗降駅でのPR活動なども予定している。

曽我氏の陣営は、公示後、有権者から「曽我さんの話を聞いてみたい」などの問い合わせが増えたとし、各地で開くミニ集会や遊説日程を伝えている。ただ、選対幹部は「問い合わせの件数が極めて多いわけではなく、大幅に支持が増えているようには思えない」と冷静に受け止め、終盤に向け引き締めを図る。

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