衆院選長野4区情勢 後藤氏先行、長瀬氏追う

LINEで送る
Pocket

31日投開票の衆院選で、長野日報社は26日までに、期日前投票の出口調査を行い、取材を加味して長野4区の情勢を探った。自民党前職で厚生労働大臣の後藤茂之氏(65)が先行し、共産党新人で元しんぶん赤旗記者の長瀬由希子氏(53)が追う展開となっている。後藤、長瀬両氏はそれぞれ支持層を固め、無党派層の票をほぼ互角に分け合う。選挙戦終盤に向けて各陣営の動きは活発化しており、今後情勢が変わる可能性もある。

7選を目指す後藤氏は、自民と公明の与党支持層を固めているほか、無党派層でもわずかにリードする。若者を含む幅広い世代からまんべんなく支持を集め、政府の新型コロナ対策や後藤氏の実績を評価し、政権の継続を求める有権者に支えられている。

野党統一候補の長瀬氏は、共産や立民、社民など野党各党のほか、無党派層からも共感を集めている。中高年を中心に、コロナ対策に批判的で政権交代を望む層からの支持が厚い。一方、前回選で野党候補2人に投票した層の取りこぼしがわずかに見られる。

後藤氏の陣営は、「政策実現に対する現役世代の期待感を感じる」とし、各世代への浸透に手応えを語る。後援会や職域支部、県議を通じて支持拡大を進める。終盤は重点分野の子育て支援で若い世代の掘り起こしを図る考え。

渡辺芳紀選対本部長は「初入閣でも気を緩めずに引き締めていく」と強調する。28日には諏訪市と茅野市で総決起大会を開き、最終日の30日は候補本人が選挙区内で街頭演説を繰り広げる予定だ。

長瀬氏の陣営は「急速に追い上げている状況」と見ている。長瀬氏が訴えるジェンダー平等社会の実現、気候危機打開への取り組みの主張が「特に若い世代に浸透してきている」と手応えを強調。「声が届けば変化を起こせる」として支持拡大を図る。

上田秀昭選対本部長は「『政治を変えよう』と訴え抜く」と力を込める。29日には立憲民主党の川田龍平参院議員を招いた市民連合主催の街頭演説会に参加する予定だ。

おすすめ情報

PAGE TOP