次世代の担い手育成を 諏訪美術会シンポ

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諏訪美術会は24日、地元高校の美術教諭と会員がパネリストとなり、次世代育成を柱に意見を交わす「美術交流シンポジウム」を下諏訪総合文化センターで開いた。一般来場者を含め約60人が参加し、情報を交換した。

25日まで同センターで開催している「第69回諏訪美術展」の関連企画。第70回を目前に控え、組織を挙げて力を入れる次世代の担い手育成をテーマに据えた。

パネリストは諏訪清陵高校の百瀬登教諭、岡谷東高校の勝田留加教諭、美術会員の牛山和雄さん(日本画部)、小松秀徳さん(洋画部)、小口稔さん(工芸部)。

下諏訪町の小中4校の子どもと御柱のジオラマを作った牛山さん、岡谷市の小学校で皿作りや美大の出張講座に協力した小口さんは、それぞれの経験を基に、創作に関心を高めるアプローチや、作品を公の場で展示して子の達成感を得る大切さを紹介。学校と地域が結び付いた取り組みに期待した。

百瀬教諭は、諏訪地方高校の合同美術展を例に「生徒同士が集まると作品や制作に関する対話が始まり、交流が広がる。出会いの場をつくることが大事」。勝田教諭は、絵の題材探しで地域へ出た生徒が住民の好意でハナモモの枝をもらい、お礼に花の絵を描いてプレゼントした交流を紹介。「小さいものから少しずつ、交流を図り、取り組んでいきたい」と話していた。

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