衆院選長野4区 後藤氏7選

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7選を果たし、支持者と万歳で喜び合う後藤氏=10月31日午後8時5分

長野4区は、自民前職で厚生労働大臣の後藤茂之氏(65)が、共産新人で元しんぶん赤旗記者の長瀬由希子氏(53)を下し、7選を果たした。投票率は59・37%で、前回選を3・17ポイント下回った。

後藤氏は
岸田内閣で初入閣した実績を前面に打ち出し、厚生労働大臣として「国民の命と暮らしを守る」と強調。新型コロナの感染再拡大に対応する医療提供体制の整備や雇用の安定、全世代型社会保障制度の構築を訴えた。

労働分配率や生産性を高めて岸田首相が唱える「成長と分配の好循環」を生み出すと語り、コロナ禍で傷んだ地域経済の立て直しや困窮者支援、ポストコロナの成長戦略に意欲を示した。全ての子どもに挑戦の機会を保障する子育て・教育の充実、地方創生や防災対策も主張し、「責任ある政治」で新しい時代を切り開くと力を込めた。

大臣公務で不在がちとなった選挙戦は、地元の後援会と自民県議が中心となり、推薦を受けた公明の協力も得て組織戦を展開。大臣就任に伴う「油断と慢心」を警戒し、野党票が与党票を上回った前回選の結果を繰り返し訴えて引き締め、保守層に加えて無党派層にも浸透した。

長瀬氏は立民と社民に加え、4区市民連合連絡会との共闘で臨み、「命と暮らしが最優先される政治」への転換を唱えた。4区で初めて与野党一騎打ちの構図を実現したが、大臣就任で高まった後藤氏の知名度と組織力に圧倒される結果となった。

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