箕輪町のデマンド型タクシー 実証実験開始

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来年3月31日まで実証実験を行う「デマンド型タクシー」

箕輪町は、交通弱者の「生活の足」の充実の確保を図るため、1日から「デマンド型タクシー」実証実験をスタートした。停留所と停留所の送迎を行うバスとタクシーの両方の利点を生かした乗り合いの移動サービス。来年3月31日まで実証実験を行い、町に適した新たな公共交通システムの構築について考える。

昨年8月から計4回行った町の地域交通検討会議で、住民の最適な交通手段について協議。その中で、▽町内巡回バスの利便性が低い▽運転免許証返納後の交通手段の確保が不十分―などの課題が挙がり、町は新たな公共交通システムの構築が必要と結論付け、デマンド型タクシーの実証実験の実施を計画した。

利用対象は、65歳以上の高齢者、特定医療費(指定難病)受給者証や障害者手帳を持つ人、持病により運転ができないなど移動が困難な事情がある人、64歳以下の運転免許証返納者。利用には事前登録が必要で、10月末現在約90人が登録しており、そのほとんどが80歳以上という。

運行日は平日(祝日含む)午前9時~午後4時。停留所は町内に250カ所余置く。「居住地側」はごみ集積所や集会所、「まちなか側」は病院やスーパー、金融機関、町役場に設ける。利用料は1回500円(障害者手帳を持つ人は同300円)。予約は利用する1週間前から前日までに電話のみで受け付ける。

町の担当者は「多くの人にデマンド型タクシーを利用してもらいたい。さまざまな意見をもらいながら、新しい公共交通システムの構築を検討できれば」と話している。

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