飯島町の産業祭り開幕 工場見学や農業体験

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越百農産の工場でナメコの生産現場を見学する参加者

10年目を迎えた飯島町の「いいちゃん産業祭り」(実行委員会主催)が3日、開幕した。2年ぶり実施の今回は、コロナ禍の新様式として2カ月間にわたる分散型で展開。町内事業所や団体の協力で、工場見学や農業体験など農工商に直接触れられるプログラムを用意した。地元の魅力として楽しめるようメニュー化し、より多くの人に町の産業に親しんでもらう。

初日は楽器製造とキノコ栽培の町内二つの企業で工場見学を開催。家族連れらが参加して、全国や世界に誇るものづくりをしている地元メーカーの底力に触れた。

ナメコの生産で業界全国3位、8%のシェアを誇る越百農産では、桃沢孝夫取締役が工場内を案内した。

参加者は温度15度、湿度60%以上で管理される培養室をまず見学。洗ってからカットして100グラムに包装するまで10秒ほどと国内最速の加工ラインなど、省力化を進めながら安全安心を徹底している工場内を見て回った。

収穫体験も楽しみ、家族で参加した飯島小学校3年の酒井綸乃さんは「自分の住む町にこんな工場があるなんてすごい」と目を輝かせ、駒ケ根市から訪れた岩佐善雄さん、みね子さん夫妻は「毎日食べているナメコ。機械化された清潔な工場で衛生的に生産されている現場を見ることができ、いい勉強になった」と話した。

普段は一般公開していないという工場だが、桃沢取締役は「地元の産業にこのように目を向けてもらえるのは、うれしい」と目を細めた。

体験プログラムは日時指定の予約制。今後も同社のほか酢の醸造企業で見学会があるほか、リンゴやサツマイモの収穫、野沢菜漬けやそば打ちの体験などを予定している。

問い合わせは町商工係(電話0265・86・3111)へ。

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