絵本諏訪の龍神さま 伊那で小平さん作品展

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絵本「諏訪の龍神さま」にちなんだインスタレーションと小平陽子さん

岡谷市塚間町のグラフィックデザイナー小平陽子さん(53)の作品展「絵本 諏訪の龍神さま」が4日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まった。諏訪地方の神話、伝説をモチーフにした絵本の挿絵をはじめ、インスタレーション(空間芸術)など約60点を展示。美しい色彩のアートがそろい、来場者を魅了している。14日まで。

小平さんは東京藝術大学美術学部を卒業。地域の歴史や信仰に光を当て、まちづくりを進める「諏訪龍神プロジェクト」のメンバーで、出版した絵本の挿絵を担当した。作品は、水彩やパステル調の温かみのある色合いで、親しみやすいキャラクターが特徴。文献を基に忠実に制作したという。

インスタレーションは、縦3メートル、横1メートルほどの薄い布計15枚に、それぞれイラストをあしらった半年がかりの大作。八ケ岳と諏訪湖、天に昇る龍、民話に登場する龍の子ども「泉小太郎」が描かれ、重ね合わせることで奥行きのある作品となっている。

会場では絵本の制作過程を記録した映像を流すほか、手掛けた紙芝居「御柱祭」「御渡り」「霧ケ峰」「八ケ岳自然編」などもそろう。

個展は今回が初めて。「自然界に宿る龍神様が、ふと感じられるような空気感を表現した」と小平さん。「朗読や音楽とのコラボレーションもあるので、子どもから大人まで楽しんでもらえたらいい」と話している。

関連イベントとして、6日は絵本の朗読、7日は作品にちなんだ箏の演奏、13日は紙芝居の上演と八剱神社(諏訪市)の宮坂清宮司を招いた講演会、14日は龍神様をテーマにしたコンサートを開く。

入場無料。開場時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同ホール(電話0265・78・5107)へ。

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