県赤十字血液センター諏訪出張所閉所へ

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来年3月末で献血の受け入れを終了し、来年末で閉所となる県赤十字血液センター諏訪出張所

県赤十字血液センター諏訪出張所(諏訪市清水町)は、松本供給出張所(松本市旭)との合築により、2023年1月に松本市島立に新築される拠点の開設に伴って閉所する。諏訪出張所での献血の受け入れは来年3月末までとなる。

諏訪出張所は1967(昭和42)年に同市小和田の諏訪赤十字看護専門学校近くに開設。施設の老朽化に伴い、90年に現在地に移転した。移転後30年以上が経過し、施設の老朽化が進んだことから、同じく更新時期を迎えた松本出張所との合築で新たな拠点を設けることにした。諏訪出張所が持つ輸血用血液の諏訪地方の病院への供給機能と献血バスの運用機能は新施設に、献血ルームの機能は松本献血ルーム(松本市中央)にそれぞれ集約される。

諏訪出張所での献血には長年、地元住民や消防団、ライオンズクラブなどが積極的に協力してきた。百瀬克彦所長は「多くの協力者、リピートドナーの皆さんからは閉所を残念がる声をいただいており感謝とともに申し訳ない気持ち。献血バスによる献血の際にはぜひ協力をお願いしたい」と話した。

諏訪地方の病院に向けた諏訪出張所からの血液の供給は来年12月末までの予定で、新拠点開設後は松本からの供給となる。定期的な供給とは別に緊急的な手術で血液が必要となった場合、現状よりも血液到着に時間が掛かる場合が想定されるが、百瀬所長は新拠点が長野道松本インターチェンジの近くに整備されることを踏まえ「人員や車両が増え、緊急時の供給はより円滑になる。スケールメリットを生かし、生命の危機にも対応していく」と述べた。緊急供給は諏訪地方全体で月に数件程度あるという。

諏訪出張所では来年3月の同所での献血受け入れ終了を前に長年の感謝の気持ちを込めたキャンペーンを行う予定。同所で受け付けていた骨髄バンクのドナー登録は来年4月から県諏訪保健福祉事務所(諏訪市)が引き継ぐ。

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