紅葉の「白林荘」も見学 富士見ガイドツアー

LINEで送る
Pocket

普段は公開されていない犬養毅元首相の別荘「白林荘」の庭を散策する参加者

富士見町観光協会は6日、文人・歌人の足跡を巡る「信州ふじみおひさんぽ ウオーキングガイドツアー」を開いた。毎回人気の企画で、県内外から幅広い世代の男女15人が参加。見頃を迎えている紅葉をめでながら、秋の”文学散歩”を楽しんだ。普段は一般公開されていない犬養毅元首相の別荘「白林荘」(同町富士見)も見学した。

町おもてなしガイドの高橋進さんが案内した。一行はJR富士見駅前を出発。多くの文化人が療養生活を送り、映画や小説の舞台にもなった旧富士見高原療養所の歴史に理解を深め、富士見を愛したアララギ派歌人の資料がある高原のミュージアムを訪れた。

犬養は1924年、余生を送る場として白林荘を建て翌年に政界を一度離れた。敷地内のカエデ類は真っ赤に、別荘の名前の由来でもあるシラカバは黄色に染まり、参加者は落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら散策。犬養が青年や農民といろりを囲んだという離れ屋の「老栗亭」、孫文から贈られたという白松なども見て、アララギ派歌人ゆかりの富士見公園に向かった。

小淵沢に別荘を持つ東京都八王子市の女性は「テレビで白林荘を知り、一度来てみたいと思っていた。建物もお庭も趣がある。天気もよく、最高の文学散歩ですね」と喜んでいた。

おすすめ情報

PAGE TOP