富士見高養蜂部が「ミツバチ講座」

LINEで送る
Pocket

蜜蝋クリーム作りで交流する部員と参加者。ミツバチの姿で作り方を教えた

富士見高校(富士見町)養蜂部と町高原のミュージアムは7日、「ミツバチ講座」を町内で開き、1、2年生部員13人が日本ミツバチの生態や一生を伝える劇「はちさん劇場」を上演した。地域交流を活動の柱とするが、昨年来のコロナ禍で休止を余儀なくされ、現役部員にとってはこの日が初舞台。OB、OGの力も借りて稽古を重ねた。伝統のミツバチ衣装をまとい、感謝の思いを込めてステージを舞った。

飼育や採蜜、ハチミツや蜜蝋を使った商品を開発し、日本ミツバチの魅力を発信する養蜂部。今年度で12年目。コロナ前までは積極的に地域へ飛び出し、商品の販売やワークショップをしてきた。上演に先立ち、ミュージアムを含む多くの応援に感謝。「養蜂は自然と人を結ぶ文化。日本ミツバチと暮らす文化を守り育てていく」と宣誓した。

コロナ後初となる「はちさん劇場」を熱演。発熱して天敵スズメバチを撃退した=富士見町コミュニティ・プラザ

先輩から受け継ぐ劇には女王蜂や幼虫も登場した。体重の半分の重さの蜜を抱えて巣に持ち帰ることなど、せりふの中で生態を紹介。男子部員が演じる天敵スズメバチが現れると、「私たちよりアツさが苦手なの」と、発熱による防衛・撃退行動を熱演した。

小学生親子から養蜂家、商品に興味を持つ住民、将来入部したいという子まで幅広い参加があった。一生の飛行距離に関するクイズでは驚きの答えが発表され、ミツバチの働きぶりに感心しきり。蜜蝋のハンドクリーム作り体験もあり、富士見小1年の児童(7)は「お姉さんが作り方を優しく教えてくれて楽しかった」。手の甲に塗ってみた女性は「高校生の手のように若返りました」と笑顔を見せていた。

日本ミツバチへの敬意と感謝の気持ちを込め、「ミツバチさん」と呼ぶのも養蜂部の伝統だ。部長の生徒(17)=園芸科2年=は「皆さんの喜ぶ顔が見れてうれしい。これからも幅広い年代の方々にミツバチさんの魅力を発信していきたい」と意欲的だった。

おすすめ情報

PAGE TOP