手織物クラフト公募展 駒ケ根のミュージアム

LINEで送る
Pocket

一つ一つ丁寧に織り上げた手織物が並ぶ=駒ケ根シルクミュージアム

駒ケ根市東伊那の駒ケ根シルクミュージアムは、第14回現代手織物クラフト公募展を開いている。全国各地の織物作家から応募のあった着物(仮絵羽)や反物、帯、タペストリーが飾られている。28日まで。

全国で創作活動をしている織物作家の育成や交流、発表の場として2008年に始まった公募展。今回は全国22都府県から60点の応募があり、9月14日に審査。入選、入賞作55点を展示した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式や交流会は昨年に続いて中止した。

最高賞のグランプリ(県知事賞)は多田彩夏さん(22)=石川県=の着物「夜雨にさまよう」。雨の日の夜にぬれた地面に映る信号機の光をモチーフに、黒色の絹糸を主に精巧に織り上げた。

県内からは、奥行きある山の連なりを表現した久保田治秀さん(75)=駒ケ根市=の着物「連山」と、植物染料を使い濃淡を付けて織り込んだ山田佐並さん(65)=岡谷市=の反物「春の宵」が入選した。

中垣雅雄館長は「どれも同じものは二つと作れない、世界で一つだけの作品。作り手の感性や思いが表現された作品を見に来てほしい」と来場を呼び掛けている。

入館料は一般(高校生以上)300円、小中学生100円。着物着用で割引あり。午前9時~午後5時。水曜休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは同館(電話0265・82・8381)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP