100年後伝えたい 富士見のモノがたり募集

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100年後に伝えたい「富士見のモノ・こと・話」を寄せてほしいと協力を呼び掛ける平澤愛里さん(左)ら=富士見町歴史民俗資料館

富士見町教育委員会は、100年後に伝えたい「富士見のモノ・こと・話」の募集を始めた。町民や町出身者の自身の体験や、集落の行事、風習、先人に聞いた教訓などを文書で寄せてもらい、記憶や知られざるエピソードを未来につなげる目的。写真を添えることも歓迎している。集まった”モノがたり”は来年夏ごろから、町歴史民俗資料館に展示。古里の良さを再発見し、住民同士で共有する機会を設ける。

立案者は井戸尻考古館学芸員でもある生涯学習課文化財係の平澤愛里さん(25)。業務で文化財に指定されていない有形・無形のモノやコトにも出合う中で、それらに関する記憶や歴史的価値を掘り起こし、未来へ紡ぐ必要性を強く感じてきたという。

募集チラシには富士見駅前で1953年頃に撮影されたキャベツの出荷風景と、釜無川上流にかつてあった釜無湖でボートをこぐ家族の写真を添える。「例えば、先ごろ更新を終えた富士見駅前の街路灯。初代のすずらん灯に込めた地元の思い、隠されたエピソードもたくさんあると思う」と平澤さん。物語が眠ったまま消えていくのを避け、未来につなげたいと町民や町出身者らに協力を呼び掛けている。

来年度の展示ではワークショップなどを計画し、「町の大切なモノ・こと・話を、町ぐるみで守っていく機運も高めたい」としている。

町役場とコミュニティ・プラザ、井戸尻考古館に投函用の箱を置く。書式、文字数は自由だが、名前と連絡先の記入は必須。電子メール(idojiri@town.fujimi.lg.jp)でも受け付ける。来年3月末まで。問い合わせは文化財係(電話0266・64・2044)へ。

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