大雨被害JR飯田線 運休区間3カ月ぶり再開

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横川橋梁に設置された仮橋の上を走るJR飯田線の普通列車=15日午前8時50分ごろ

JR東海は15日、8月中旬の大雨で被災し設備復旧のため運休していた、辰野町の飯田線伊那新町―辰野間の運行を再開した。約3カ月ぶりに通常ダイヤに戻り、通勤や通学の利用者からは安堵の声が聞かれた。同区間の再開を受け、今夏被災した県内JR路線は全て通常運行となった。

災害では、宮木―辰野間の横川川に架かる「横川橋梁」が河川の増水により損傷し、橋脚1本が傾いた。同社は仮橋を設置したほか、曲がった線路も修繕して運行再開にこぎつけた。今後は橋脚を更新する計画で「本復旧の時期は未定」とする。運休期間中は、代行バスを運行した。

列車は始発から順調に運行。復旧区間の仮橋の上を通過する際は、安全に配慮し速度を抑えて運転した。各駅では、再開を待ちわびた利用者が次々と列車に乗降した。

辰野高校3年の生徒(18)は、宮木駅で列車を降りて同校まで約10分の道のりを登校。運休期間は、伊那新町駅から20分以上かけて歩いたといい「3カ月はとても長く感じた。元通り運行できるようになって良かった」と笑顔を浮かべていた。

これを受けてJR東日本長野支社は、臨時ダイヤで運行していた中央東線辰野―岡谷間も15日始発から通常ダイヤに戻した。

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