御柱祭木落し「アンカー」 安全操作へ講習会

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道路の穴に2本のアンカーを設置する方法や追い掛け綱の巻き方などを確認した講習会

御柱祭下社三地区連絡会議は14日、来春に迫った諏訪大社御柱祭に向けて、下社山出しの「木落し坂」上で御柱を綱で固定する「アンカー」の操作方法について復習する講習会を現地で開いた。三地区大総代と各柱の追い掛け綱係経験者ら約50人が参加。最大の見せ場となる木落しの安全な実施に向け、アンカーの設置方法や綱の巻き方などを実践を交えて再確認した。

アンカーは、ステンレス製のポール2本で、普段は別の場所で保管されている。木落し坂から少し後方の県道八島高原線のマンホールを開け、アンカーの下方を地中に下ろして固定。上部に出る部分の重さは約130キロ、高さは約1・3メートル、直径約30センチ。
 
アンカーに追い掛け綱を取り付ける作業は、前々回までは専門業者が担っていたが、前回から各柱の担当地区が担うことになった。この日は前回作成されたマニュアルに沿って作業を進めた。クレーンでアンカーをつり上げて道路の穴にいったん下ろし、再度、4、5人掛かりで上部を地上に引き上げて固定した。2本のアンカーに追い掛け綱を八の字に巻く方法も確認。経験者から前回の改善点などを聞きながら進め、より安全なマニュアルに改訂していく方針。

同連絡会議の中島弘雄事務局長(68)=岡谷市=は「前回出来たマニュアルを復習し、改善点も出てきた。今後に生かしていきたい」と手応えを語った。

今回の参加者は講習内容やマニュアルの変更点などを各地区の担当者に伝える。次回の講習会は来年3月ごろに、より本番に近い形で行うという。

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