富士見町Uターン五味さん 移住相談即戦力に

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富士見町の「富士見ウツリスムステーション」で担当職員と共に相談業務に当たる五味琴美さん(中)

富士見町乙事の五味琴美さん(50)が15日、移住定住や地元出身者のUターン促進を担う町地域おこし協力隊に着任し、JR富士見駅舎内の町の相談室「富士見ウツリスムステーション」で仕事を始めた。担当職員と合わせた3人で増加する移住相談に対応する。高校卒業後に上京し、都内で30年間生活してきた五味さん。古里へのUターンを決意し、「生まれ育った町のために働きたい」と意欲を見せている。

諏訪実業高校を卒業後、同じ乙事出身の藤沢昭和さんが創業したヨドバシカメラ(東京)に就職した。以後、製薬関連、理化学機器販売会社に勤務。六本木の飲食店で店長を任された経験も持つ。「コロナ下の生活で実家や地元の事を含め、いろいろと考えました」と五味さん。そんな時に町協力隊の募集を知り、人生の第3ステージは「古里に貢献したい」と決意。都内のIT関連会社を退社し、今月初めに古里へ戻った。

町が今年度受けた移住相談は240件で、前年の総数201件を既に上回る。自然減が続く中、社会増により人口は微増。相談の約半数は東京を主とする首都圏からで、名取重治町長は15日、町と東京を良く知る五味さんを即戦力として期待し、「Uターン施策も積極的にPRしてください」と任用書を手渡した。

町が6月に開所した駅舎内の相談室でさっそく仕事を始めた五味さん。開所日に移住や空き家などの相談に応じるほか、今後は婚活支援の仕事もしていく。「気軽に利用していただいたり、積極的にこちらから話を聞く機会をつくったりし、移住後のサポートやケアにも力を入れたい」と話している。

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