恋人の聖地大賞 「すずらん娘町」審査員賞

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ランタンを届けてくれた富士見小2年生、制作指導をした和田茂さんと受賞の喜びを分かち合う牛山由実子代表=すずの音カフェ

富士見町の町花スズランでまちおこしをする「すずらん娘町」が、地方創生への優れた取り組みを表彰する「恋人の聖地 第2回地域活性化大賞」で審査員賞を受けた。恋人の聖地認定地がある富士見パノラマリゾートで来年、観光事業者と連携してスズランを生かした若いカップルの誘客事業を計画。この企画の内容や物語性のほか、地元の小学生と一緒に町花の魅力を広げている活動が評価された。

恋人の聖地プロジェクトを展開するNPO地域活性化支援センター主催。「恋」「恋愛」をテーマにした地方創生事業、地域資源を活用した取り組みが対象で全国から37件の応募があった。「娘町」は大賞候補11団体に選ばれ、16日、牛山由実子代表=同町=が都内での各賞発表と授賞式に臨んだ。

初夏に120万本のスズランが開花する入笠エリア。女性グループ「娘町」は、町花をあしらった土産品開発などで魅力を発信している。2019年度は同町境小学校の児童たちと、東京五輪出場選手へ贈るスズランのキーホルダーを制作。現在は富士見小2年生と交流しており、地域のお年寄りに贈る花入りの「お薬手帳カバー」や、町内の施設・店舗に届けるスズランランタン作りの手伝いをした。

同リゾート近くに今月、スズランを感じるカフェをオープンした牛山代表。17日、完成したばかりのランタンを届けにやってきた富士見小2年2部の34人に今回の受賞を報告し、「皆が頑張ってスズランを広めてくれたから表彰してくれたよ」と感謝した。

来年計画する恋愛成就の誘客事業は、スズランと満天の星という地域資源を最大限活用する内容で、夜間運行するゴンドラ内でのカップルの共同作業も組み込む予定だ。町の宝でもあるスズランで観光振興ばかりでなく、郷土愛の醸成にもつなげたいという牛山代表。「子どもたちとのスズラン交流は、ずっと、ずっと大切にしていきたい」と話している。

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