危険箇所伊那市が最多 県内通学路合同緊急点検

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県交通安全推進運動本部(本部長・阿部守一知事)は18日、6月に千葉県で起きた下校中の児童5人が死傷した飲酒運転事故を受けて実施した合同緊急点検の結果をまとめた。対策を必要とする危険な場所は2240カ所で、このうち約1800カ所について横断歩道や車止めなどハード面の整備が必要と判断した。阿部知事は「子どもたちが安全に通学できるようソフトとハードの両面で通学路の整備を早急に取り組んでいく」と述べた。

事件を受け県は、7月から県警と教育委員会との合同で小学校の通学路の点検を実施した。幹線道路の抜け道や大型車の進入が多い道、ソフトとハードの組み合わせでの対策が必要となる場所などが新たに加わり、のべ2400カ所余の危険箇所が判明した。このうち2240カ所について対策を実施する。市町村別では伊那市が最多の172カ所で、上田市161カ所、飯田市143カ所、松本市117カ所、茅野市112カ所などだった。

ハード面での整備について県は、横断歩道や路面標示の新設など短期間で対応できるものについて、2022年度末までの完了を目指す方針。道路の拡張や歩道の新設など長期的な整備についても、整備が完了するまで見守り活動などで対応することとした。

ソフト面では、学校や市町村教委が中心となって約1200カ所で見守り活動などを展開し、事故防止を呼び掛ける。県警は約150カ所で取り締まりを行う。

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