諏訪湖ワカサギ投網漁今季終了 組合長会見

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会見で今季のワカサギ投網漁について語る武居組合長

18日で終了した今季の諏訪湖のワカサギ投網漁について、諏訪湖漁業協同組合の武居薫組合長(71)は19日に同組合で会見を開き、漁獲量や試験捕り、県水産試験場諏訪支場の推定資源尾数のデータを基に「来春の採卵事業に向けて親魚を残すため投網漁を終了した」と述べた。12月から始まる釣り人に対しての時間規制については追加の制限を求めない方針で「マナーと節度を守ってほしい」と呼び掛けた。

今春の採卵事業の不調に伴い、十分な魚卵を放流できなかったため、9月2日から週1回1時間のみとしてきた投網漁の経過を説明。18日までの漁獲量は約200キロだった。

例年、1月上旬まで週3回2~3時間とする投網漁の漁期中の漁獲量は約1トン。出漁回数、時間を考慮すれば、今季が極端に少ないわけではないが、放流魚卵量の減少に伴い、全体的に魚体が大きいことから、武居組合長は「尾数で考えれば少ない。魚食性鳥類の影響や冬の気候を考えると、この時期での終了を判断しないと不安な状況が深刻化する」とした。

釣りへの追加規制については「ワカサギ釣りは諏訪の観光への波及効果が大きい。釣りも抑制したい気持ちはあるが、県主催の会議で関係者が集まって決めた今季の対応なので、漁協としては、諏訪湖の資源を守りながら楽しむ節度を釣り客に求めていきたい」と語った。

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