2021年11月21日付

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近年、「推し」という言葉を見聞きすることが増えた。今年1月24日付の「こども日報」から引用すると、「アイドルグループのファンが一番お気に入りのメンバーを指すために使われたのが始まりといわれ」、「最近はアニメのキャラクター、スポーツ選手、動物、食物などもふくめ、はば広く使われて」いる▼薦めるという意味の「推す」を名詞的に使った言葉で、SNSの普及とともに広まったと説明されている。芥川賞受賞作のタイトルが「推し、燃ゆ」だったことを受けての解説だ。つい最近には「推し山」という言葉も目に留まった▼県山岳総合センターの企画で、「信州の里山・総選挙!(冬山編)」と銘打って、冬に日帰りで登ることができる、お気に入りの里山を募集している。投票への呼び掛けの言葉が「あなたの『推し山』に一票を!」投票締め切りは11月30日▼標高2000メートル程度以下が対象とのことで、候補はいくらでも頭に浮かぶが、個人的には熱心な地元有志の登山道整備を繰り返し取材した飯島町の傘山(1542メートル)に思い入れがある。この時期に登れば南駒ケ岳の迫力ある雪景色が眼前に迫っているはずだ▼里山の魅力として、石垣や土塁など山城の跡を探す楽しみがあることも挙げておきたい。気温が下がって体を動かしやすい上に、木々の葉が落ちて下草が枯れ、地形が分かりやすくなるこれからがベストシーズンだ。

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