ミニ水力発電装置設置 ザゼンソウの里公園

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上野川源流の湧水を活用して新設したミニ水力発電装置

諏訪市豊田有賀の住民が運営管理する「ザゼンソウの里公園」に今年、木製水車を使ったミニ水力発電装置が設置された。自然エネルギーが重視される時代に、園内の上流で湧く豊富な水の利活用できないか―と、同公園所有の有賀林野株式会社(笠原政英社長)と住民有志の矢ノ澤同好会(宮下和昭会長)が作った。既存の飲用水路から水を落として直径6センチほどのライトを点灯させる。「夜間の鹿の侵入が防げれば」(笠原社長)と期待する。

同公園は有賀林野財産区が前身の同社が所有し、同好会が運営する。25年前、自生のザゼンソウを守り、憩いの場にしようと会を結成して保護と環境整備を進め、3年がかりで公園化した。約1.6ヘクタールの園内に約700メートルの木道、遊歩道を巡らせて、3万株ほどのザゼンソウとミズバショウの群生とさまざまな山野草が見られる。

近年は県の支援金を受けて老朽化した木道を順次更新しており、今年も今月20日までに園内南側、約130メートルの区間を完成。併せてミニ水力発電に挑戦した。

水力発電は木材を主に組み立てて周囲の自然に溶け込んだ造りで、ライトは日没から夜明けまで自動点灯する仕掛け。園内は柵を張り巡らせたこともあり、ニホンジカの食害は深刻ではないものの、飛び越えて侵入した形跡がしばしばみられ、宮下会長は「明かりに警戒して寄り付かないのでは」と見込む。

園の上流で湧いた水は「上野川」となり、辰野町内で天竜川につながる。「国を挙げて脱炭素を目指す中、自然公園内で発電が共存するのを子どもたちにも見てもらいたい」(笠原社長)と、来春には地元の小学生を見学に迎えたい考え。来年3月末には恒例のザゼンソウ祭りも催す予定だ。

諏訪市豊田有賀の住民が運営管理する「ザゼンソウの里公園」に今年、木製水車を使ったミニ水力発電装置が設置された。自然エネルギーが重視される時代に、園内の上流で湧く豊富な水の利活用できないか―と、同公園所有の有賀林野株式会社(笠原政英社長)と住民有志の矢ノ澤同好会(宮下和昭会長)が作った。既存の飲用水路から水を落として直径6センチほどのライトを点灯させる。「夜間の鹿の侵入が防げれば」(笠原社長)と期待する。

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