百鬼ゆめひな 飯島でサポーター組織発足へ

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飯田美千香さん(中央)を囲み、多くの力を結集して支えていこうとエールを送った町内の有志ら=21日夕、飯島町本郷の百鬼ゆめひなアトリエ

飯島町本郷を拠点に「百鬼ゆめひな」として活動する人形師飯田美千香さんを応援しようと21日、町内の有志ら7人が集まりサポーター組織「ゆめひな会」(仮称)の発足を決めた。コロナ禍で公演の中止や延期が相次いだ飯田さんは「ひとりだと力及ばない部分がある。百鬼ゆめひなの知名度をさらに高め、間口を広げたい」と地元の心強いサポートを喜んでいる。

町内の開業医野々村邦夫さん(69)が呼び掛け人となり、飯田さんやその師匠で「百鬼どんどろ」として異彩を放った故岡本芳一さんにゆかりがある人たちが、本郷の拠点アトリエに集まった。今後賛同者を幅広く募り、協力してさまざまな支援につなげていこうと確認した。

鹿児島県出身の飯田さんは、1997年に自作の等身大人形を操る「一人劇」で独自の世界を確立した岡本さんに師事。2010年に岡本さんが亡くなった後もそのスタイルを継承しつつ、女性の特色を生かした作品を発表している。

コロナ禍で劇場への出演依頼がなくなる中、動画ライブ配信なども展開。それでも孤独感を抱え、くじけそうになった時もあったという。

それだけに、個人ではなく、縁ある人たちを中心にみんなが支えてくれる今回の申し出に勇気をもらった。「正直驚いたが、心強い。また頑張っていこうという気持ちが強くなった」と表情を崩した。

組織は設立総会を来月12日に開催し、正式に発足する予定。野々村さんは「芸をより高めるためにも周囲の支えが必要。ひとりのアーティストとしてみんなで応援していきたい」と話した。

組織に関する問い合わせなどは、百鬼ゆめひなアトリエ(電話0265・98・0383)へ。

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