下諏訪町の騎馬行列2団体が会員募集

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第三区騎馬委員会が初めて作成した会員募集のチラシ。区内全戸に配布するなど騎馬行列への参加を呼び掛けている

来春に迫った諏訪大社御柱祭に向けて、下社里曳(び)きの騎馬行列を担う下諏訪町の第一区下之原騎馬保存会と第三区騎馬委員会は本番に向け、行列で伝統の所作を披露する会員を募っている。前回の参加者をはじめ熱意ある新規会員を増やしたい考え。会員が固まり次第、年明けから練習を本格化させる。

第一区は「出陣騎馬」、第三区は「凱旋(がいせん)騎馬」と呼ばれ、ともに1972年に町無形文化財に指定された。出陣騎馬は出陣の士気を高める「立浪型」という上下の動きが特徴で、衣装は地味にする。一方で、凱旋騎馬は戦いに勝った喜びを表す「横波」の動きで、衣装を派手にする。ともに、色傘や挟箱、赤熊(しゃぐま)、長柄槍(ながえやり)、曲傘などのパートごとに所作を学び本番に臨む。曲傘と組む草履取りは小学5、6年生が務める。

第一区では、所作を披露する担い手として、前回並みの二十数人の確保を目指す。人口減少や少子高齢化の影響で担い手の確保が難しくなっているといい、区内在住者だけでなく近隣区在住者や地元から町外に出た人など幅広く募る方針。小口誠会長(57)=東町下=は「出陣騎馬らしく威勢よく盛大な行列にしたい。興味のある人はぜひ問い合わせてほしい」と話す。

第三区では、今回初めて会員を募るチラシを作成し、11月中旬に区内全戸に配布。12月12日には青雲館で説明会を開く。第一区同様、近年は担い手確保が難しくなっていることから”開かれた騎馬行列”を掲げ、会員増強に努める。前回同様、40人ほどの会員確保を目指す。細川紀夫騎馬長(70)=広瀬町=は「三区の伝統の所作を引き継いでほしい。当日は華やかで優雅な踊りを一緒に楽しみましょう」と呼び掛けている。

問い合わせは、第一区は小口会長(電話0266・27・9590)、第三区は事務局(同090・1609・4236)へ。

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