プロの演奏間近で 伊那の小学校でコンサート

LINEで送る
Pocket

プロの演奏に聴き入る児童たち=伊那市西春近南小

伊那市は24日、プロの音楽家が出向くアウトリーチのミニコンサートを市内の西春近南、東春近の両小学校で開いた。音楽を身近に感じてもらうとともに、地域の活性化を図る狙い。児童たちは生の演奏を間近で聴き、音楽の楽しさに触れた。

アウトリーチは「手を伸ばす」という意味が込められ、文化施設などから地域に出張して音楽に親しんでもらう取り組み。コンサートは両校を含めて希望のあった市内6小学校で実施する。

西春近南小では、6年生24人が鑑賞した。全国各地で演奏活動に取り組むサクソフォン四重奏の「クワチュオール エラン」が訪問。クラシックなど5曲を繰り広げ、足踏みをしたり、体を揺らしたりしながら演奏した。ドビュッシーの名曲「亜麻色の髪の乙女」では、子どもたちが目を閉じ、髪の色を想像しながら聴き入った。ソプラノからバリトンまで4種類のサクソフォンの紹介もあり、音色の違いを学んでいた。

児童(12)は「生演奏を聴く機会がなかったので、迫力に驚いた」。別の児童(12)は「たった四つの楽器で会場を盛り上げ、音が体や床にも響いた。リズムに乗っている姿から、楽しい雰囲気が伝わってきた」と話していた。

市はアウトリーチフォーラム事業として開催。小学校のほか、27日に同市のニシザワいなっせホールでコンサートを行う。

おすすめ情報

PAGE TOP