富士見町のふるさと納税 今年度も好調推移

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富士見町の今年度の「ふるさとみらい寄付金」(ふるさと納税)の寄付金額が、10月末時点で約8800万円に達している。約2億3000万円が集まった前年度の同期に比べ10%の増で、過去最高額を更新するペース。町は返礼品などに充てる予算が不足する可能性があるとして、関連事業費5000万円を増額する一般会計補正予算案を来月2日開会の町議会12月定例会に提出する。

寄付額は毎年1億円前後で推移してきたが、前年度は返礼品とそれらを掲載するポータルサイトへの登録を共に充実させたことが奏功し、初めて2億円を超えた。コロナ禍の”巣ごもり需要”による押し上げや、応援機運の高まりも要因の一つとされた。

今年度はふるさと納税の経費総額を寄付総額の50%以下にすることがルールとして定められたため、返礼品当たりの寄付額を引き上げた。町ではこの影響が少なからず出るとみて、前年実績より少ない1億8000万円を見込んで当初予算を編成したが、サイトの数をさらに増やして間口を広げた効果も表れ、寄付額は引き続き好調を維持する。

年末はふるさと納税の駆け込み需要があり、前年度は11~12月の2カ月間で1億1800万円が集まった。今年も同水準であれば、年内に2億円を超える計算となる。

町総務課は、担当職員と町地域おこし協力隊員が返礼品開発に力を入れ、品数がより充実したと説明。町内に工場があるカゴメの野菜飲料がけん引し、パン、ベーグル、多肉植物も人気を集める。宿泊付きの体験型返礼品の希望者も複数いたという。担当職員は「3、4年と寄付を続けてくれているリピーターの存在も大きい」と話している。

■JR東のサイトも返礼品の掲載開始

富士見町は25日、新たにJR東日本グループのふるさと納税サイト「JRE MALLふるさと納税」への返礼品の掲載を始めた。町は、JR東日本長野支社(長野市)と地方創生に関わる包括連携協定を結んでおり、活用を検討していた。町の返礼品を掲載するポータルサイトはこれで五つとなった。

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