北極圏冒険プロジェクト参加 花岡さん写真展

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北極圏のバフィン島で撮影した大自然の写真を展示したフォトグラファーの花岡凌さん

カナダ北東部の北極圏に位置するバフィン島を旅する冒険プロジェクトに参加したフォトグラファー花岡凌さん(28)=下諏訪町東赤砂=の写真展が同町の「しもすわ今昔館おいでや」で開かれている。プロジェクトの過程で撮影したオーロラや氷河、雪原の地平線などの写真15点や、プロジェクトの記録写真、装備などを展示している。12月26日まで。

花岡さんは同町出身。大学を卒業後、会社員をしていたが、2018年に冒険家の荻田泰永さんが南極圏から帰国したニュースを見て刺激を受けた。仕事を辞め、荻田さんが立ち上げた冒険プロジェクトへ参加。全国から若者12人が集い、19年4~5月の1カ月余りをかけてバフィン島の全長600キロを踏破した。

このプロジェクトに参加するまでは一眼レフカメラをほとんど扱ったことがなかったが、同行していたプロのカメラマンから指導を受け、極寒の大自然を撮影するうちに写真家を志そうと決めた。展示では、北欧神話の神々の名前が付く標高2千メートル級の氷河や夜空にたなびくオーロラ、真っ白な氷の世界など、自然のつくり出す壮大な情景を切り取った写真が並ぶ。

冒険の中で、自然に対して「ぞっとする」ような畏怖を感じた花岡さん。「氷河が削り出した途方もない時間を感じた。この大自然を『作った人』がいるのかもしれない。いつか、それを写真に写し出したい」と語った。

花岡さんは土日に在廊予定。問い合わせは同館(電話0266・27・0001)へ。

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