バスは「子ども美術館」 川岸線車内に塗り絵

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シルキーバス川岸線の車内に飾られた園児の塗り絵

岡谷市は今年度、新規事業「シルキーバス子ども美術館事業」を始めた。事業の一環で、市のコミュニティーバス「シルキーバス」の川岸線の車内に、同路線沿線にある公立保育園の年長園児の塗り絵を飾っている。幼いころからバスに親しみ、保護者ら大人にも地域公共交通の必要性を実感してもらおうと実施。今月末まで展示している。

同バスは全7路線。市商業観光課によると、人口減少や高齢者の免許保有率の高まりを受けて、利用者数は年々減少。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きく落ち込んだ。このまま減少傾向が続くと、運行本数を減らすなどの合理化が必要になり「利用者の利便性が損なわれてしまう」と同課。園児の作品展示には将来的なバスの利用促進を図る狙いがある。

塗り絵製作は川岸(園児21人)、夏明(同4人)、成田(同15人)、つるみね(同11人)の4保育園に依頼。運行路線図などが載る冊子の表紙に描かれたシルキーバスのイラストに、色を塗ってもらった。1号車に川岸と夏明、2号車に成田とつるみねの園児の作品を飾っている。

市では塗り絵製作に参加した園児の家庭に展示期間に使える無料乗車券を配った。同課は「園児の親や祖父母が絵を見るためにバスに乗り、公共交通の大切さを感じてくれたら」と期待。「いつも利用する人も車内のにぎわいを感じてほしい」としている。

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