原村、独自の御柱祭対応 氏子総代会議で決定

LINEで送る
Pocket

原村氏子総代会が独自に作成した御柱祭に向けたチラシ

来春の諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)に向け、原村の区長・氏子総代会議が26日夜、原村役場で開かれた。関係者約80人が出席し、大総代らが諏訪大社が示した新型コロナウイルス感染拡大に伴う「ガイドライン」を説明。村独自の対応として、「伝統の根藤による曳綱を作成する」とし、各戸に根藤(フジの根)の供出を依頼した。御柱祭当日は、感染予防から曳子と観光客を識別するために、独自に作成した「ワッペン」を曳子に貼ることを決めた。

会議で小林千展・責任大総代=同村柏木=は、氏子が参加できなかった御柱本見立てや伐採の状況を報告。大社ガイドラインを説明し、感染予防対策の徹底を呼び掛けた。

村独自の対応として、根藤は各戸10尋(1尋=約1.8メートル)の供出を求めた。曳子に貼るワッペンは、参加者名簿記載時に村内の曳子と家族・関係者に手渡し配布。日にちごとに色を変えるなどして流用を防ぐ考えだ。

御柱祭当日のコロナ対策等を記載したチラシも作成。チラシはカラー刷りで、A3判二つ折りの4ページ。写真を配して本見立てや伐採の様子を紹介しながら、感染対策の注意事項、県の感染警戒レベルが引き上げられた場合の祭りの開催方法などを記載した。約3000部印刷し、村内に全戸配布する。御柱祭で同じ柱を担当する茅野市の泉野地区でも同様のチラシを製作するという。

小林責任大総代は「氏子のみなさんが御柱を曳きやすい環境をつくりたかった。根藤の曳綱も今回の御柱で使用しないと、12年後まで伝統が失われ、技術と文化の喪失につながる。コロナに負けずに知恵を絞って、祭りと伝統文化を守っていきたい」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP