八ケ岳西麓の自然 3市町村で将来検討の場

LINEで送る
Pocket

茅野市の今井敦市長は29日、同市や富士見町、原村で野立ての太陽光発電設備設置に対する規制を強化する条例改正案の動きが出ていることを受け、3市町村で八ケ岳西麓の自然環境などに関する将来ビジョンを検討する場を設置する考えを明らかにした。市議会12月定例会の招集あいさつで述べた。今井市長は取材に、今年度内に設置したい意向を示した。

今井市長は招集あいさつで野立ての太陽光発電設備について、自然環境に与える影響や景観を損なう懸念から住民の理解が得られない状況が見受けられると説明。一方で、脱炭素化に向けて地域で再生可能エネルギーの導入を適正に推進する重要性も指摘し、「改めて八ケ岳西麓一帯の自然環境や景観について将来ビジョンを広域的に議論する必要性を感じる」と述べた。環境面を中心に観光や農業などの分野でも議論したいとした。

今井市長は取材に、新設する場の構成は3市町村長や副市町村長、担当部署の職員、県職員らを想定していると説明。「条例改正の内容は3市町村ごと異なるが、小水力発電など地域で取り組めることはある。全体として共通認識を持つことが大事」と述べた。

太陽光発電設備をめぐって同市は関連条例改正案を来年の市議会3月定例会に提出する方針を示している。富士見町は今後、関連条例改正案を提出し、年度内の施行を目指している。原村は26日に開会した村議会12月定例会に関連条例の改正案を提出している。

おすすめ情報

PAGE TOP