新校用地、伊那北高に 弥生第2グラウンドも

LINEで送る
Pocket

高校再編後の伊那新校所在地となる現在の伊那北高校=伊那市

県教育委員会は11月30日夜、伊那市内で開いた伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校=ともに同市=の再編統合について話し合う第9回伊那新校再編実施計画懇話会で、新校の用地を現在の伊那北高校所在地と決定し、伊那弥生ケ丘高校の第2グラウンドも活用すると報告した。具体的な新校の施設内容は今後、地元の意見を参考に計画を策定。伊那弥生ケ丘の跡地利用についても協議を進める。

校地の選定は今夏、同懇話会の構成員でつくる校地検討部会が「伊那北、伊那弥生ケ丘のいずれかの校地を活用する」「校地決定は県教委に委ねる」と決定。県教委が2校の校地面積や通学の安全性、駅からの距離、地域との交流の利便性など計11項目を比較検討していた。

伊那新校での活用が決まった伊那弥生ケ丘高校第2グラウンド=伊那市

現況の校舎と一体になった校地面積は伊那北の4万335平方メートルに対し、伊那弥生は3万2615平方メートルと狭い。県教委は「教育活動の充実につながる校地の広さを最優先した」などと、新校の用地を伊那北の所在地に決めた理由を説明した。一方、伊那弥生第2グラウンドは「生徒の多彩な部活動を支えるために、伊那新校でも活用したい」とした。

伊那弥生の跡地利用について県教委は「より有効に利活用するには伊那市との協議が必要」と述べた。懇話会構成員の林俊宏副市長は「市として『どう活用するか』の方向性を各界の代表者と議論した上で、県との協議に入りたい」との考えを示した。

県教委高校再編推進室の駒瀬隆室長は「校地の方向性が報告できた。今後の懇話会では募集学級数や募集開始年度について意見交換し、県議会の同意に必要な再編実施計画を策定したい」と述べた。

おすすめ情報

PAGE TOP